芥川賞受賞作品を読む



「芥川賞受賞作品を読む 」

昨夜、芥川賞受賞作の「蹴りたい背中」を読んだ。 受賞のニュースをテレビで観て、そういえば、昨年の夏に買った「文藝」に 受賞となった作品が掲載されていたことを思い出したのだ。川上弘美さんの特集号だった。 その時は、全く興味がもてなくて、三行読んで読むのをやめたのだった。 受賞した作品だと知って、急に、その作品の存在が私の中で大きくなって これはぜひとも読んでみなければ、と思って、読んだ。 なるほど。 情景がすんなりと浮かんで、映像化しやすい作品だった。 読んでいる間ずっと頭の中でカタカタと映写機が回っていた。 なんとも不思議な現象だった。 読み終わったあと、映画を観終わったような錯覚を起こしたくらいだ。 これってもしかして、すごいことなのかもしれない。 すごいことだ!!!すごい作品だったのだ!! 今も、その作品を思い出すと、頭の中で映写機がカタカタと回り、印象的な場面が鮮やかに映し出される。そしてその女子高生の姿は、あの「純情きらり」の宮崎あおいさんでした。