あめゆじゅ
「あめゆじゅ 」
子どもが宮沢賢治の「永訣の朝」を朗読していて、
それを聴きながら茶碗を洗っていた。
なんだかしらないけれど、ものすごく感傷的になって
気がつけば
「きょうのうちにとおくへいってしまう、わたしのいもうとよ
みぞれがふって
おもてはへんにあかるいのだ」
のところで、
泣きそうになっていた。
わずか25歳でこの世を去らなければならなかった賢治の妹。
詩の中でくりかえされるフレーズが
心に染み入る。
「あめゆじゅとてちてけんじゃ」
あめゆじゅは、
みぞれゆき。
はかない純白の
みぞれゆきのこと。
「ファンタジーの文法 物語創作入門」
幼い頃はとても自由な発想で物語を生み出すことができていたように思う。
空想の世界で夢中になって遊べていた。
今はすっかり、こりかたまってしまって、自由な発想ができなくなってしまっている。
ファンタジックな物語をつむぎ出すことなんてまるでできない。
固定観念というか先入観にかんじがらめにされているような感じ。
歳をとりすぎてしまったせいだろうか?
それでもこの本を読んでいると
そういう凝り固まったものが、少しずつほぐされていくような気になってくるから不思議。。
あ、もしかしたら、私にも、また何か楽しいお話が作れるかもしれない。
などという気持ちにさせてもらえる。